「成果」より「価値」を生む、CSR活動
―川崎フロンターレ様とのパートナーシップー

2023.10.23

“川崎をより良い街に”
クラブパートナー契約の経緯

CHAPTER 01

地元愛、
サッカー愛が結んだチャンス

川崎フロンターレ様からお声がけいただいたことをきっかけに、クラブパートナー契約を2022年9月に締結しました。ヨネヤマが70年以上川崎の地で活動を続け、フードウェアを通してSDGsに取り組んでいたことと、川崎フロンターレ様のSDGsへの課題意識がマッチし、川崎の街を共に盛り上げようと協業の運びとなりました。
ヨネヤマとしては、私の上司と私の2名でフロンターレ様のスポンサーを担当しております。私は資材関係のお取引でもフロンターレ様を担当しております。

小さな熱意が、
ヨネヤマで大きな役割へと成長

今回の契約が決まったころ、川崎支店の中からスポンサー担当を選出することになり、私が立候補したんです。正直…“好きだから”というかなり単純な理由で手を挙げました(笑)サッカーをプレイするのも観戦するのも好きだったのですが、実は地元が等々力競技場から近くて。小学生の頃に友達と自転車を走らせて試合をよく見に行っていたんです。当時はお小遣いで800円のチケットを買って、米粒くらい遠くに見える選手を応援していました。
それが今は、お客様をスポンサー席にご案内するために、私もコートの目の前で観戦させていただくこともあるので、なんだか感慨深いです。このようなご縁を受け入れてくれるところが、ヨネヤマの良いところですね。

CHAPTER 02

“自分たちで創り上げる”
ヨネヤマの文化

営業とパートナーシップ活動を
両立する日々

ヨネヤマが開発した等々力競技場限定のカップ

フロンターレ様とは、週に一度はお打ち合わせ等でご訪問したり、メールや電話等で連絡を取り合ったりしています。資材のお取引では、フロンターレ様の会場で扱うユニフォームやサッカーボールを入れる箱や、会場で使用されるカップのデザインと制作を任せていただいています。
パートナーシップとしての活動は長期スパンで、半年くらいかけて企画を詰めていきます。フロンターレ様の営業担当様と一緒に、打ち合わせを重ねて、川崎のより良い街づくりのためになる活動を考えています。

エコに触れる工夫を施したイベント企画

多摩川“エコ”ラシコ ガラポン抽選会の様子

フロンターレ様との協業は、スポンサー契約だけでなく、様々な企画を行ってきました。中でも私が注力したものとして、「多摩川“エコ”ラシコ」というイベントは、フロンターレ様が2008年から行ってきた多摩川河川敷の清掃活動にヨネヤマが加わり、2023年9月に開催いたしました。当日は川崎市長やフロンターレの監督、選手やスポンサーの皆さまの200名以上に参加していただき、大変盛況なイベントとなりました。
ヨネヤマとしてはガラポン抽選会を企画し、自宅から持参した食品トレーを抽選の引き換え券にすることで、参加した方が少しでもエコや食品資材のことを考えられるように工夫しました。150名くらいの方に食品トレーを持参していただき、こちらも盛り上がったので、企画した私としては安心しましたし、嬉しかったですね。

チャレンジすることに価値がある、
ヨネヤマの文化

スポンサー担当の活動としては、企画をするだけでなくSNSの発信や記事の作成等も私が行います。営業活動ではやらないことばかりで、大変といえば…大変ですね(笑)好きだから、やりたいからできる、というのは大きいです。
ヨネヤマは何でも「自分たちで創り上げる」ことを大切にしています。例えば、年に一度全社員が集まるイベントも、営業メンバーで企画から当日の音響や照明などの裏方まで全部担当するんです。もちろん営業として成果は出さなければいけないので、成果に直結しない業務があることは苦労も多いです。だけど、チャレンジすることで、新たな気づきがあったり、できることの幅が広がったりして、視野も広がる。そこに価値を感じるメンバーがそろっているんだと思います。

CHAPTER 03

企業として、個人として、
川崎の街づくりに貢献できる価値

ヨネヤマはBtoBの企業なので、一般のお客様がヨネヤマを知る機会は少ないのですが、フロンターレ様とのパートナーシップ活動を通して、“川崎の地域貢献活動をしている会社”として知っていただけるようになりました。営業活動の中でも、お取引先様から「フロンターレのファンなんだよ」「こないだフロンターレさんとイベントしてたね」など声をかけていただくこともあり、影響の大きさを実感しています。

ヨネヤマが川崎の地に根付いて啓蒙してきたSDGs活動を、フロンターレ様の影響力をもって世の中に発信できるという意味で、良きパートナーになれたと思います。活動を通してヨネヤマの名が広まれば、今後は、例えば採用などにもつながるような、ブランディングにもなりそうですね。
この一年の活動は、営業として成果を上げることと同じくらい、会社の存在価値向上に貢献でき、自分の成長にも繋がる価値ある経験でした。私は支店が異動になるため、担当から離れてしまいますが、ヨネヤマの社員として、フロンターレ様のいちファンとして、今後も活動を見守っていきます。

等々力競技場スクリーンに映し出されるヨネヤマのロゴ
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