2024.12.27
2024.12.27
「より高く」を経営理念とするヨネヤマならではの昇格試験である「チャレンジ制度」。入社2年目以降は若手からベテラン層、役職者など誰でも昇格を目指すことができるこの制度は、社員の挑戦を後押しし、社員自らが会社を進化させる仕組みにもなっています。今回は、2023年度のチャレンジ制度で見事合格し、昇格した4名にチャレンジ制度についてお話を伺いました。
N・W
埼玉支店 係長
(2014年 中途入社)
C・O
川崎支店 主任
(2017年新卒入社)
Y・Y
川崎支店 主任
(2021年 中途入社)
H・M
川崎支店 主任
(2023年 中途入社)
CHAPTER 01
O:チャレンジ制度は、私が入社して3年目くらいに始まりました。毎年年末年始に募集が開始され、一次試験の日経テスト、二次試験に役員プレゼンがあり、3月に合格発表、4月より新役職になります。
M:毎年20名前後の社員が受験していると思います。営業だけでなく事務の方も受けられます。入社2年目以降は自分のタイミングでいつでも申請できるので、自分で決められるのは良いところですね。
W:私は今回も含めて3回受験して、そのうち2回昇格できました。年齢とともに仕事に対する意識も上げていきたいので、ステップアップのために制度を活用しています。
Y:私は中途入社ですが、他の会社では役職は年功序列や経営側の決定が一般的で、入社2年目でも昇格のチャンスがあることは他にはない制度だったので、チャレンジしてみようと思いました。
O:私は制度ができてから毎年受けてきました。これまではずっと日経テストで落ちてしまって…今回ようやく役員プレゼンへ進み、昇格することができました!
M:私の場合は、出戻りで昨年再入社をしており、原則としてに入社一年目は受験できないのですが、特別に会社からチャンスをいただき今回受験しました。
CHAPTER 02
一次試験:日経テスト
M:一次試験の日経テストは、営業としてお客様との会話の幅を広げるために、経済の知識や時事を学ぶ目的で行われます。問題は100問で1000点満点です。毎年だいたい11月くらいに制度の申請が始まるので、その時期から参考書などで勉強をはじめます。
O:早い人だと一年前くらいから勉強しているみたいです。仕事が終わってから勉強の時間を確保するのでやはり苦労しますね。
W:私も参考書を買いましたが…実をいうと、結局開きませんでした。代わりに、毎日ニュース番組を見ていたおかげで、合格することができました。基礎知識も必要ですが、時事ネタをキャッチすることが大事です。
Y:渡辺さんと同じく私も参考書は買ったけど読まず、出勤中の車内でYouTubeなどを見て最近のニュースや経済に関する知識を取り入れるようにしていました。
二次試験:役員プレゼン
Y:日経テストの合格発表があり、次は二次試験で役員プレゼンがあります。役員プレゼンのテーマは「for the yoneyama」といって、会社をより良くするための取り組みや制度を考え、役員の前で発表します。
M:テーマは毎年変わらないので、日頃仕事をしている中で感じる「あったらいいな」をこの機会に役員に直接伝えることができます。とはいえ、一次の合格発表からプレゼンまでの準備期間は1か月くらいなので、企画をまとめるのは大変でした。
Y:もちろんプレゼンをして終わりではなく、合格すればその企画を自分自身で実行しなければならない。会社にもたらす効果と、実現可能性(自分自身の業務と企画実行の両立)のバランスが大切です。
O:この準備期間では、同じくプレゼンに臨む社員との情報交換はしないです。他の社員のアイデアに引っ張られてはいけないですし…。過去に合格した先輩方にアドバイスをいただくことはありますが、ほとんど自分一人で考え、企画し、プレゼンし、実行します。
Y:役員の方とは普段個々に関わる機会もありますが、役員プレゼンでは皆さんが一堂に会して直接お話しできる貴重な場です。質疑応答もふくめて一人15分間ですが、真剣に聞いてくださり、的確な質問をいただけて嬉しかったです。
O:今年は合格者の私たち4名が、6月の決起会の場でこのプレゼンをすることになりました。初めての試みでしたが、全社員の前でも各々が考えた取り組みの実行を宣言しました。
CHAPTER 03
W:私は今回「各拠点とのオンライン情報交換会」を提案しました。企画を考えるときに重視したのは、自分と関わる社員がギブアンドテイクできること。自分が講師になるような企画ではなく、お互いに新しい情報を得られるような場づくりをしたいと考えました。そこで、普段関わりのない離れた拠点のメンバーと、商品の採用事例や地域特性、各エリアのスーパーの近況などを共有できる場を企画し、互いに成長できることを目的とし、提案しました。
O:私は「グループ留学制度」です。もともと社内で「シルシルミシル研修」という他拠点を体験できる研修があったのですが、私のように新卒でヨネヤマに入社した社員は他の会社の仕事や文化などを知りません。なので、もう少し視野を広げて社外のことを知れる機会があればと思い、身近な他社であるグループ会社を体験できる「グループ留学制度」を提案しました。決起会後に希望者を募って、一人ずつ希望の会社へ行ってもらいました。
M:私は、先輩社員の失敗談をテーマとして若手社員に共有し、失敗から得られる学びや失敗回避法を参加者で考える研修として「ヨネヤマ版しくじり先生」を企画しました。講師の方の選定と登壇の交渉、もともと参加者として決めていた若手社員も含めた日程調整などもすべて自分でやります。すでに2回開催しておりますが、若手社員も積極的に参加してくれて盛り上がりましたよ。
Y:私が提案したのは「ロープレ甲子園」です。新卒で入社した会社で、営業社員が集まってロープレを実施したことがあり、とても勉強になったことを思い出して、ヨネヤマでもそのような機会があればと思い企画しました。今回の提案では各支店の営業や役員の方にも関わっていただくのですが、私の場合は合格後にメンバー選定をしたので、現在方々へのスケジュール確認を進めており、開催に向けて絶賛準備中です。
CHAPTER 04
W:チャレンジ制度は、20代30代でも役員に直接自分のやりたいことを提案できて、実際にそれがかたちになる。大きい会社ではできないことですし、社員の挑戦に背中を押してくれるヨネヤマならではの制度だと思っています。もちろん役職が上がることで、給与やスキルの向上にもつながりますし。今後も制度を活用してキャリアアップしていきたいです。
O:私は何度も受けて今回やっと昇格できました。入社2年目以降は毎年受けるチャンスがあるのは良かったです。諦めずに努力をすれば実ることを示すことができましたし、それによって後輩もチャレンジしたいと思ってもらえたら嬉しいですね。
Y:企画の考案や実行をすべて一人で行うことは苦労しましたが、やりたいと思ったことを会社がバックアップしてくれますし、周りの社員の皆さんも協力的なので頑張れました。新卒・中途や入社年次関係なく、会社全体のことを考える機会をいただけるので、自然と視野が広がりました
M:自分で考えた企画をプレゼンして勝ち取り、実行まで経験できることは貴重でした。それだけでなく、自分の企画で喜んでくれる社員がいることで、社員と会社の成長につながる「for the yoneyama」の意味を成すのかなと思いました。これからもチャレンジ制度から様々な企画が生まれるでしょうから、みんなで高みを目指していきたいですね。