ヨネヤマのIT改革プロジェクト始動
-高専生採用にかける期待-

2025.12.15

ヨネヤマのIT領域を担う社内システムチーム。物流から営業支援まで、自社の業務改善に向けたシステム開発を一手に引き受け、さらなる効率化と成長を目指しています。今回は、そんなシステムチームの3名にチーム発足の経緯や業務内容、今後の展望、そして高専生への期待についてお話を伺いました。

MEMBER PROFILE
(インタビュー対象者)

システムチーム:

Iさん(主任)

Aさん

Sさん

CHAPTER 01

異なるバックグラウンドを力に、
ゼロから始めたチームづくり

I:2024年1月にヨネヤマへ入社しました。日本の大学院で教職免許を取得後、イギリスの大学院へ進学し起業。帰国後はエンジニアとして日本でのキャリアを重ね、働き方ややりたいことに柔軟に対応してもらえる環境に惹かれてヨネヤマに決めました。現在はシステムチームのリーダーとして、基幹システム刷新のプロジェクトマネジメントや採用活動などを幅広く担当しています。
A:私は大手SIerのエンジニアや営業職、セミナー講師などを経て、社内SEとして基幹システムの刷新やベンダーコントロールに携わってきました。今後のキャリアアップを見据え、ヨネヤマに入社してちょうど1年が経ちました。現在は主に海外事業のシステムリーダーを務めています。
S:私もキャリアは幅広く、塾講師からスタートし、飲食業や営業職を経て前職で社内SEに抜擢されました。少人数体制だったため、インフラやサーバーの構築・保守、営業向けのBIツール開発など幅広く対応していました。2025年9月にヨネヤマへ入社し、現在は保守サポートを中心に基幹システム刷新プロジェクトにも携わっています。
I:もともとヨネヤマには保守運用担当が2名おり、そこへ私が入社して基幹システムのプロジェクトが立ち上がりました。プロジェクトを進めていく中で、技術面の強化が必要となり、経験豊富なAさんとさんを迎え入れました。異なる経歴を持つメンバーが揃ったことで、それぞれの視点からの意見が加わり、チームとしての厚みも増してきたと感じています。

CHAPTER 02

ゼロからのIT改革で、
DXの未来を切り拓く

I:現在の最大プロジェクトは、2027年2月までに基幹システムを刷新することです。その後、全社的なAI活用やDX推進にも取り組む予定です。私は全体のプロジェクトマネージャーを担い、Aさんが海外事業の開発を、Sさんが開発・サポートを主に担当しています。
A:基幹システム刷新に加え、海外向けの基幹システムも新たに構築する計画があります。海外事業に関わるシステムをゼロからつくる機会は貴重で、やりがいを感じます。
S:まだ土台のないシステム部門なので、自分たちで何をすべきかを考えて行動する必要があります。だからこそ、自分たちで創り上げていく実感があり、非常に刺激的です。
I:食品業界はITやDXの面では遅れていると感じています。ヨネヤマがその変革の先駆けとなることで、物流や製造現場におけるロボット導入、AIを活用した在庫管理など、次々と新しい課題に挑戦していきたいと考えています。
A:中長期的に見ると、これから20年間のIT改革の第一歩を踏み出しているところです。今しか経験できないダイナミックなフェーズを、一緒に築いていける仲間を増やしたいです。

▲東京支店でのインターンシップの様子

CHAPTER 03

学びを実践につなげる、
高専生に託す期待

I:システム刷新のゴールは「自社でコントロールできるシステム」を築くことです。外部ベンダーに依存せず、自分たちで開発・改修・運用ができる体制を整えるためには、内製化を推進していく必要があります。そこで、実践力があり即戦力として活躍できる高専生の採用に注力することにしました。
A:高専生は、座学だけでなく実践的な教育を受けている点が大きな強みです。論理的に物事を考えながら、自分で手を動かし課題を解決する力が自然と身についているので、現場に入ってすぐに活躍していただける可能性が高いと考えています。
I:今年は新たな取り組みとして、ある高専の学生12名を東京支店に招き、2泊3日のインターンシップを実施しました。Discordを活用したコミュニケーション、英語による資料作成やプレゼンなど、かなり実務に近い課題を体験してもらいました。学生の皆さんにとっても刺激的なプログラムになったと思います。
S:実際に参加した学生からは、「大変だったけれどやりがいを感じた」「この会社で働いてみたい」といった前向きな声を多くいただきました。インターンに限らず、学校ごとのニーズに応じた柔軟なプログラム設計を行いながら、より多くの学生に興味を持っていただけるよう工夫を重ねています。
I:高専生との接点は、インターンだけではありません。模擬授業や学内の企業説明会など、先生方との連携を通じて積極的に場を設けています。現在はビジネスイングリッシュの模擬授業を実施中で、今後も学校との信頼関係を大切にしながら継続していきたいと考えています。先生方のご協力があってこそ実現できる活動なので、感謝の気持ちを忘れず、共により良い関係を築いていきたいです。

CHAPTER 04

挑戦を任せるヨネヤマで、
自らの成長を実感できる毎日へ

A:今後も新しいプロジェクトが次々と立ち上がっていく見込みですし、IT技術自体もますます進化していきます。だからこそ、「正解のない未来」に対してワクワクできる人、変化を前向きに受け止められる柔軟性のある人は、ヨネヤマの環境に非常にマッチすると思います。
S:私もまさに「何もない状態だからこそ面白い」と思って入社を決めました。与えられた仕事をこなすだけでなく、自分の頭で考え、行動し、必要であれば周囲を巻き込んでいけるような方は、確実に活躍できると感じています。
I:ヨネヤマの根底にあるのは「成長」という企業文化です。私たちのチームでも「やりたいことを自由にやっていい」というスタンスを大事にしており、目標に向けたプロセスは個々の裁量に任せています。私自身、英語や経営についても教えることができるので、技術面だけでなく広い視野を持てるよう、個別にサポートしていきたいと思っています。
S:今のシステム部門は立ち上げフェーズにあるため、入社する高専生の皆さんも、スタートラインはほぼ一緒です。たとえ入社時点で「何がやりたいか」が明確でなくても、実務を通じて興味のある分野を見つけたり、方向性を定めたりできる柔軟な環境です。大切なのは、「エンジニアとして成長したい」という意欲を持っていることですね。
A:自分の意見をどんどん発信できる社風なので、「こうしたい」という想いを形にしていく面白さを味わえると思います。苦労する場面もあるかもしれませんが、それも含めて会社や業界が進化していく瞬間を、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。
I:AIがどれだけ進化しても、人間にしかできないことは確実にあります。自分の意見を持ち、周囲を巻き込みながら物事を前に進められる人材は、これからますます求められるはずです。そんな人材を育てていくことが私たちの役割であり、ヨネヤマの強みです。ともに未来を切り拓く仲間を、心からお待ちしています。

TOP
TOP