2025.09.12
2025.09.12
スーパーマーケットとして全国に店舗を展開する株式会社ロピア。取引を通じて親交のある九州営業本部惣菜事業部のお二人と、ヨネヤマ福岡支店の営業メンバーによる対談を実施しました。信頼関係を築き、パートナーとして共に成長するヨネヤマ営業職のリアルに迫ります。
神奈川県川崎市に本社を置くスーパーマーケット。高品質かつ低価格の商品を強みに計 135 店舗 (国内127店舗・海外8店舗)(2025年7月末時点)を展開し、自社開発の総菜やオリジナル商品を通じて食の安心と楽しさを提供しています。近年は低価格戦略のもと出店を加速し、2023年6月に福岡へ進出。現在では福岡県内で6店舗を展開しています。
株式会社ロピア様
部長、バイヤー
株式会社ヨネヤマ 福岡支店
S.T(支店長)、Y.M(営業担当)
CHAPTER 04
ロピア様 部長:新商品をつくるときは、企画段階からヨネヤマ様に相談させていただいています。例えば、紙製のお弁当箱。博多ヨドバシ店は博多駅周辺にあるためランチ需要も多く、女性のお客様でも手に取っていただきやすい、おしゃれで見栄えの良い商品を作りたいと考えました。
S.T:紙製はプラスチックに比べて耐水性の問題など難しさがありましたが、当社が持っているプライベートブランドの商品を部長様に気に入っていただけましたよね。
ロピア様 部長:もともと私は熟考しないタイプで、あのクラフト製の容器は一目ぼれでした。容器ありきで、商品をどう華やかに見せるか、ボリュームを出せるかを考えました。特にクラフトの紙容器って、他ではあまり使われていなかったんですよね。ロピアが導入することで「こういう容器いいな」と世間に広まってほしいという気持ちもありました。
ロピア様 バイヤー:部長が商品のお話をしてくださいましたが、ヨネヤマ様は価格面でもいつも全力を尽くしてくださっているのが印象的です。特に先日の土用の丑の日のうな重の容器は、価格をかなり抑えていただきました。お互いに商売をする中で利益は出さないといけないし、お客様にも還元しなければいけない。その想いを汲んでいただいていると感じます。
Y.M:バイヤーが以前「0.1円でもお客様に還元したい」とおっしゃっていたことに感銘を受けました。ロピア様とメーカー様、そして私たちも含め、全員が納得できる方法を実現できるよう、想いをつなぐのが私たちの役目です。
CHAPTER 05
S.T:ヨネヤマでは容器だけでなく、販促シールなど幅広い商材を提供していますが、特にデザインを一からつくることも得意としています。中でも私は、UFOチキンのシールは特に思い入れのある取り組みでした。
ロピア様 部長:たまたま商品開発をするタイミングで韓国へ行ったんです。韓国の店舗はネオンで華やかなイメージがあったので、「この雰囲気をそのままデザインにしたい」と思ったのが始まりでした。
S.T:デザインのやり取りを何度も重ねましたよね。
部長様からいただいたイメージをもとに、色合いや文字の雰囲気、凹凸の表現などをメーカー様とすり合わせながら進めました。
ロピア様 部長:そうでしたね。デザインから作り上げるのは初めてだったので、時間はかかりましたが、その分納得のいく仕上がりになったと思います。
ロピア様 バイヤー:ロピアでは同じ商品を全国で展開していますが、容器や盛り付け、デザインはエリアごとに特色があります。九州のUFOチキンは、このシールを前面に押し出した販促ができたことで、全国で売上1位となりました。成果にもつながった好事例ですね。
S.T:今も売り場では特に輝いて見えますし、本当にやってよかったと感じます。メーカー様も交えて3社で協業できたことが、何より嬉しかったです。
Y.M:協業においてはロピア様などお客様だけでなく、メーカー様との連携も重要だと日ごろ感じています。お客様の要望を実現するために、メーカー様の協力は不可欠です。専門的な内容が必要な場合は、メーカー様と一緒に現場へ行くこともあります。そうして私たちも日々学ばせていただいています。
S.T:私たちは商社として、数あるメーカー様とお客様の要望をマッチさせていくことがやりがいであり喜びです。お客様の要望を実現するために、メーカー様のことを深く知り、その関係の中で人と人とのつながりを築いていく。その橋渡し役としてヨネヤマが存在できることが営業としての魅力です。
CHAPTER 06
ロピア様 部長:パートナーとして関わる上で信頼を感じるのは、一番はレスポンスの速さですね。返事だけでなく、サンプルの手配も早いし、必ず折り返しの電話もくれます。私の持論ですが「レスポンスの速さ=信用」だと思うんです。実際、ヨネヤマ様はこちらの依頼に対して必ず期待以上の答えを出してくださるという安心感があります。
S.T:スピード感はヨネヤマの強みであり文化です。当たり前のことを徹底しようとする意識が、自然と社員に受け継がれています。
Y.M:確かに明確に教育があったわけではないですが、営業としてこうあるべきだと思い、自発的に行動できています。
ロピア様 バイヤー:レスポンスが早いだけでなく、コミュニケーションの的確さも信頼できる点です。サンプルの手配のときも、依頼するとすぐに返事をいただき、その後も状況を報告してくださるので、私たちも安心して動けます。
ロピア様 部長:ロピアはこれから九州で店舗数を増やす計画ですので、規模が大きくなっても今の関係性は変えずにいてほしいです。店舗が増えて要望がさらに増えても、両社の担当が代わって新しい担当者が対応するようになっても、今と同じスピード感とコミュニケーションを維持してもらえると非常に助かります。T様だから、M様だからではなく、「ヨネヤマ様になら任せられる」という信頼に引き続き応えていただけると嬉しいです。
ロピア様 バイヤー:商品に関して言えば、私はヨネヤマ様とプライベートブランド商品を開発したいです。新しい協業のかたちをまだまだ模索していきたいですし、もっと面白いことが一緒にできたらいいなと思っています。そして、私もわがままを言うかもしれませんが、それを受け入れてくださったら嬉しいですし、その過程でお互いに成長できたらいいなと願っています。
ロピア様 部長:私たち個人の成長はもちろん、これからも両社で高みを目指していきましょう。